ブータンでは、「ツェチュ(Tsechus)」として知られている年に一度のお祭りが、各地で開催されます。 これらのツェチュは、グル・リンポチェ
(Guru Rinpoche)として知られているグル・パドサァバンバ
(Guru dmasambhava)の偉業を賞賛したものです。
こられのフェスティバルは数日間行われ、その3〜5日間は、宗教的な
内容を純粋に表現した独特のダンスが行われます。
その中でも最も
ポピュラーなフェスティバルに、ティンプーThimphu)、パロ(Paro)、
ブムタン(Bumthang)で開催されるものがあります。
ツェチュは、ゾン(Dzongs)と呼ばれる場所で開催されます。
ゾンとはその地域の中心のお寺を兼ねた要塞(城)であります。
元々、ブータンの行政は、 ゾンを中心に僧侶が行っていました。
しかし、現在では、政教分離されており、ゾンは各県の県庁のような
役割と寺院の役割の両面を持った存在となっております。
ツェチュと同時期に開催されるドムツェ(Dromches)は、写真撮影する
ことができません。
中世より、大部分の仮面舞踏は、年に1、2度しか実演されませんでした。
そして、この仮面舞踏は、それ自体に霊的な重要性があり、明るい
衣装を着た僧や、村の長老たちによって行われます。
ツェチュの最後は、トンデェ(Throngdrel)と呼ばれる宗教描画された
とても大きいアップリケの除幕で締めくくられます。
そこへ訪れる人々は、このタンカ(Thangkha)を見ることで、
全ての仏教徒の究極の目的である輪廻転生からの解放と自由になれることを信じています。
我々ブータン人にとって、このような宗教行事はとても重要な意味を持っています。
そして、ツェチュ及びドムツェは、各地方ごとで年1回開催されます。